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Posted on 2013-04-01イギリス 1ソヴリン記念金貨 EF 1888年 ヴィクトリア女王
イギリス 1ソヴリン記念金貨 1888年 ヴィクトリア女王(1819-1901)EF
直径:約22mm 重量:約7.988gm 金品位:0.919
ヴィクトリア女王は世界各地に植民地を造りまくった大英帝国の偉大なる象徴だ。在位はなんと63年7ヵ月。当時の平均寿命を軽く超え、歴代イギリス国王の最長記録。
父親はケント公エドワードだが、曾祖父のフレデリック・ルイスはドイツのハノーヴァーで生まれ育ち、イギリスに渡ったのは21歳のときだった。
あれ? じゃドイツ人じゃんか、と思うでしょう?
はい、フレデリックの父はイギリス国王兼ハノーヴァー選帝侯(ドイツの都市)のジョージ2世なのである。
なに? イギリス史がよく分からない?
そうでしょう、そうでしょう、ではサクっと解説する。
まずは、ステュワート家に注目して欲しい。
ステュワート家はフランスの小貴族が、だいたい1100年ころにイングランドに移住し、スコットランド王家に接近し結婚、ついにスコットランド王家に連なっちゃった名家だ。
次にイングランドの名門テューダー家のマーガレットが、ステュワート家のジェームズ4世に嫁ぎ、その子ジェームズ5世(1512-1542)が生まれて、ステュアート家がついにイングランドの王位継承権を得た。
ようするに昔のスコットランド王もイングランド王も、元を正せばフランスの移民小貴族なのですな。まあ日本だって似たようなものだが。
時代は下って、最初の話しに戻りドイツの登場だ。
神聖ローマ帝国の諸侯の家系、1692年にハノーヴァー公国を造ったハノーヴァー家である。
このハノーヴァー家のゲオルグが、1714年にステュアート朝に代ってイギリス王家もいただいちゃってイギリス・ハノーヴァー朝なんていうのです。なんでドイツのハノーヴァー家を招いちゃったかというと、カソリック信徒の即位を阻むためなんだが、王位継承なんて古今東西自分達の都合のいい解釈でどうにでもやっちゃうのだからいいかげんで、このゲオルグを英語読みするとジョージでありまして、イギリス王のジョージ1世のことだ。
むろん、ハノーヴァー家も上流階級であるからして、ごたぶんに漏れずハイソのステュアート家とも姻戚関係で、血はつながっているのだが、ようするにイギリス王室なんていったってフランス人やらドイツ人の血が混じっているのですよ。
1837年、ヴィクトリア女王が即位して、ハノーヴァー王国との連合を解除した。
今回の蔵出しは、ヴィクトリア女王お気に入りの小さな王冠を頭に載せているデザイン。彼女のトレードマークだ。 裏はセント・ジョージがドラゴンを退治している。
Posted on 2013-04-01オーストリア ザルツブルグ 8ダカット金貨 1593年 ヴォルフ・デイトリッヒ・フォン・ライテナウ
ヴォルフ・デイトリッヒ・フォン・ライテナウ(1587-1612)EF+/UNC
直径:約36mm 重量:約27.714gm
現存推定2枚
今回の蔵出しはすごい!
これは、現存なんと推定2枚の大珍品だ。
世界に冠たる『Gold Coins of the World』のカタログの写真は、今回の蔵出しコインそのものだろうといわれているが、加治も10倍の虫めがねで見てそう思う。はっきり言ってこういう大珍品は、普通1500万円以下では買えず、オークションで大化けしてもぜんぜん不思議じゃない。たんと儲けてちょうだい!
蔵出しコインは、イタリアのメディチ家と姻戚関係にあるヴォルフ・デイトリッヒ、神聖ローマ帝国の大司教だ。
ザルツブルグのブルグは砦のことだ。ザルツは英語のソルト、塩。だからザルツブルグは「塩の砦」で岩塩の産地なのである。塩は莫大な富をもたらす。
大司教といっても、当時は王様と兼ねていてザルツブルグの「小ローマ化」を目指した。しかし意外にも、ユダヤ教徒の庶民、美女サロメ・アルトと恋に陥る。彼女のためにルネッサンス様式の小さな城(アルテナウ)を新築。今も残るこの庭園は映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台として撮影の場になっており、マリアと子供たちがドレミの歌を歌いながら駈け上がって行く階段もある。そしてこの城で15人もの子供を造っちゃったというから、カソリックの大司教がいいのだろうか。陰でこそこそやるより断然いい。恋は自由だ!
自由だけど加治も、今を遡ること25年前ロンドンでたった1回、しかも3時間話しただけのユダヤ人の女性が、突然加治のロサンゼルスの家を尋ねてきて、驚いたことがある。余計な話です。
大司教は塩の製塩権をめぐってバイエルン公マクシミリアンと闘って、敗れる。1612年に退位させられ、ザルツブルグの今も残る美しいホーエンザルツブルグ城に幽閉されたまま一生を終えたのである。
Posted on 2013-04-01イギリス 5ポンド金貨 1999年 エリザベス2世 PF/FDC
イギリス 5ポンド金貨 1999年 エリザベス2世(1926-) PF/FDC
直径:約38.6mm 重量:約39.94gm 金品位:0.917
発行枚数:2,500枚
表はエリザベス2世、裏はグリニッチ標準時のぴったり12時を示している。
そう、大英帝国は世界の時間を仕切っていたのである。いやそればかりではない、大英帝国は毎日、世界の金相場を決めていたのである。
と言うと、えっと驚き、次にWho? How?であろうなあ。
なにせ現代の相場なんてものはあなたパソコンの世界、売りと買いを瞬時に弾き出し、その数字が地球の反対側にも伝わっちゃうわけで、ならば昔はどうやって決めていたのか?
電話も、むろんインターネットもない時代である。
そう、かのロスチャイルド一族が、毎朝紅茶を呑みながら、談合というか、適当というか、世界の金の売買総額なんて絶対集計できないわけだからおそらくいいかげんであろうその気分で決めていたのである。
決まった合図は、スプーンで「チ―ン」と鳴らされるティーカップだ。
それが電信で、世界の主要都市に発信され、わっと悪い人々が・・・失礼、利に敏感な金貸し、金地金屋などが群がっていたのである。
蔵出しコインは、地金型コインだと思われがちだが、発行枚数はわずかに2,500枚だ。もしこれがアメリカコインだったら、量的に言っても1000万円以上の代物だろう。コインは稀少性が一番の価値である。
Posted on 2013-04-01アメリカ 20ドル金貨 1907年 PCGS MS63 ハイリリーフ セント・ゴーデン
アメリカ 20ドル金貨 1907年 PCGS MS63 ハイリリーフ セント・ゴーデン
直径:約34mm 重量:約33.436gm 金品位:0.9000
1907年から1933年の金本位制廃止まで発行された20ドルだ。
第26第、セオドア・ルーズベルト大統領が天才デザイナー、アウグストス・セント・ゴーデンに造らせた傑作中の傑作で、合衆国でもっとも美しいコイン。
表は、むろん自由の女神。ゲイと見紛うがっちりタイプの女神が松明とオリーヴを持ち、左下には国会議事堂の屋根がちらり。
アメリカ大統領には、公表しているだけで15名のフリーメーソンがいるが、セオドア・ルーズベルトもその一人であり、したがってアメリカ・フリーメーソンのシンボル自由の女神がデザインに採用されているのである。
裏はイーグル。
一千万枚以上製造されているので日本やヨーロッパでは、永い間地金型金貨の典型として扱われてきたので、金相場+若干のプレミアム価格で売買されてきた。
しかしアメリカでは、すでに発行年代とグレードでの区分けがはじまっている。
特にこの1907年のハイリリーフはまるで別格だ。とんでもなく高い。ハイリリーフというのは深彫りという意味で、驚異の3Dである。凸凹がはげしいので、銀行で重ねられずに、たった一年で製造中止。よってハイリリーフは1907年限り、たったの11,250枚。その中でも今回は縁にギザギザのないフラットと呼ばれる平縁だ。平縁の方がだんぜん高い。
普通のセント・ゴーデンは年代が数字で打たれているが、こちらはアルファベットの暗号となっている。
調べれば分かるけれど、数百万円から数千万以上する。
この年代とグレード分けは、今後ヨーロッパや日本にも持ち込まれてゆくはずで、今回の蔵出しコインだって、将来どう化けるか見当もつかない。
この一品は将来、あなたの家計を助けるでしょう。
Posted on 2013-04-01アメリカ20ドル金貨 1904年 PCGS MS63 リバティー・ヘッド
アメリカ20ドル金貨 1904年 PCGS MS63 リバティー・ヘッド
直径:約33mm 重量:約33.4g 金品位:0.900
PCGS MS63
通称ダブル・イーグル。
ダブル・イーグルといっても、鷲が二羽いるわけではない。
時代は西部劇時代の真っ最中、荒くれもののカウボーイたちが粋がって10ドルをイーグル、20ドルをダブル・イーグルと呼んでいたのである。
芸能界で1万円をツェー万、3万円をイー万、5万円をゲー万なんていうみたいなものだ。
今でもアメリカの若者は1ドルをかっこつけて ア・バック(a buck)、2ドルを トゥー・バックス(Two bucks)と呼んだり、1000ドルをグランド(Grand)と言っている。
この年のダブル・イーグル金貨の発行枚数は聞いて驚くなかれ、ドカンと約1670万枚。
さすがはアメリカ、やることが桁違いだ。
純度90%だから、金量は30gm。
金の値段が2月10日現在1g=約5,300円なので、30gm×5,300円=15万9千円。(数年前のデータとなります。)
潰しても金の価値、15万9千円で売れるということだ。
地金型コインは、一般的に金相場の15%-25%くらいのプレミアムがついていた。
20%アップで約19万円だ。
しかし、それは過去の話でこれまではだいたいそれが常識だった。
しかしもう、ダブル・イーグルは地金型の扱いではない。
アメリカでは、年代とグレードで、すごい価格差を設けているのである。
今回の蔵出し20ドルはAUとUNCの中間グレードだから、アメリカの「ワールド・コイン」という一番信頼のおける雑誌カタログ最新版では☆☆万円くらいになってしまっている。
アメリカで売ったら倍の値がついたりするかもしれず、日本やヨーロッパにあるアメリカ・コインはまだ安いので、狙い目ではないだろうか?
Posted on 2013-03-27アメリカ 10ドル金貨 1908年 インディアン・ヘッド UNC
アメリカ 10ドル金貨 1908年 インディアン・ヘッド UNC
直径:約27mm 重量:約16.7gm 金品位:0.9000
裏は羽根をたたみ休んでいる鷲。表は羽根飾りのインディアン・ヘッドだ。
これを見てアメリカはおおらかだなあ、と思うのは加治だけだろうが?
はたして日本政府は、アイヌの金貨を造っている?
否!議題にものぼらなかったはずで、ここに多民族国家アメリカの余裕を見る。
5ドル・インディアンは男だが、10ドルの顔をよく見て欲しい。美しい女性だ。
ここでは口にできないがインディアン・コインは将来有望、この先どんな値がつくか分からないので、買った後ペンダントとかにして傷をつけないように・・・。
Posted on 2013-03-27ドイツ 1ターラー銀貨 1768年 VF+ ニュルンベルグ
直径:約41mm 重量:約27.9gm
ニュルンベルグと聞いて、車の有名なサーキット場を思い浮かべる人は、車ツウだが、今を遡ること700年くらいには神聖ローマ帝国最大の都市の一つになっていた。
居心地がよかったのだろう歴代の皇帝たちが好んで住んでいた。
カール4世(1316-1378)が、皇帝の金印勅書を発布したのもこの街で、それ以降ほぼ200年に渡ってそれが慣例となっている点でも特別な街で、ひょっとしてパワースポットかな。
カソリックとプロテスタントが血で血を洗った「30年戦争」(1618-1648)の戦火は、周辺の街々に接近したのだがニュルンベルグが燃えることはなかった。それに1663年以降も、神聖ローマ帝国会議の開催地はこの都市と決まり、やっぱり特別。パワースポット好きの加治は、ニュルンベルグ・コインに魅かれるのであります。
蔵出しコインは、大好きなニュルンベルグの都市デザインだ。きめ細やかにしてどこかなつかしい絵柄の大型銀貨。空にくっきりと浮かぶピラミッド、その中に打たれた3つの点。ピラミッドに3つの点はフリーメーソンのお印で、フリーメーソン大好き人間には、たまらない一枚となっている。
Posted on 2013-03-10イギリス 5ポンド金貨 1911年 ジョージ5世 PF/UNC
イギリス 5ポンド金貨 1911年 ジョージ5世(1865-1935) PF/UNC
直径:約35.8mm 重量:約39.9gm 金品位:0.9170
発行枚数:2,812枚
エリザベス女王の祖父が、ジョージ5世だ。
英国の場合王家であっても一般の軍隊に入って、鍛えられる。ジョージ5世も海軍練習船に3年間乗船、1881年には日本に来て、な、な、なんと龍の刺青を腕に入れさせたのである。16歳の時だ。
1911年、46歳で英国王になる。
昭和天皇が訪英の際は、かなり親身になって世話をしたというが、
主治医の証言によると死ぬ間際の臨終の言葉は「ファック・ユー」だったとか。
この5ポンドシリーズはエドワード7世、ジョージ5世、ジョージ6世、エリザベス2世とあるが、ダントツでジョージ5世が高価だ。
枚数である。わずか2,812枚、しかも蔵出しコインを見よ。
ぴかぴかのつるつるプルーフ仕上げで素晴らしい。
どうか、どうか傷などを付けぬよう、大切に・・・
Posted on 2013-03-10ドイツ ニュルンベルグ 4ダカット金貨 1703年 羊と旗 UNC
ドイツ ニュルンベルグ 4ダカット金貨 1703年 羊と旗 UNC
直径:約34mm 重量:約13.91gm 金品位:0.9860
私の好きなニュルンベルグのコインだ。
ニュルンベルグは神聖ローマ帝国最大の自由都市、商業都市であった。
むろんそのために莫大な上納金を神聖ローマ帝国に払っていたのだが。
で、神聖ローマ帝国は、カソリックをバックにしたハプスブルグ家とプロテスタントを後ろ盾にした 反ハプスブルグみたいな同盟側との30年戦争が1618年から1648年まで続いたが、ニュルンベルグも巻き添えを食う。
自由都市だけあって、反カソリックのフリーメーソンが活躍し、貿易、芸術も伝統的に強い。バロック音楽で有名なパッヘルベルはこの都市生まれだ。
かわいい羊ちゃんである。
迷える子羊?
いや、ギリシャ神話に出てくる金羊毛から、ヨーロッパでは救済守護神的アイドルになっているのだ。 ブルックス・ブラザーズのマークも同じだ。
またゴールデン・フリース(金羊毛)騎士団もそこからきている。
この羊は、まだ日本人は地球が丸いなんて、思っていなかった江戸時代前期、ちゃんと丸い地球の上に 乗っているからすごい。
抱えているのはPAXの旗。「自由都市ニュルンベルグの支配による平和」というほどの意味。
コインの表にも裏にも1703年なんて数字はない。
暗号になっている。
大文字を拾ってゆくとCMDICIIだ。
C=100
M=1000
D=500
I=1
で全部足す。
C M D I C I I
100+1000+500+1+100+1+1=1703年だ
この羊ちゃんコインは、分かるか分からないほど波打っている。これはロール圧縮で造っているからで、このコインの場合の本物の証拠になっている。
Posted on 2013-03-10ローマ帝国 デナリウス銀貨 第14代ローマ皇帝 ハドリアヌス
ローマ帝国 デナリウス銀貨 AD134-138
第14代ローマ皇帝 ハドリアヌス(76-138)
直径:約17.2mm 重量:約3.3gm
映画「テルマエ・ロマエ」でキュートな上戸彩ちゃんが、手にとって謎をとくシーンの、あのハドリアヌス帝のコインだ。
若者の反応は早い! あっという間に、このコインが日本から消えてなくなってしまっていたのである。
ハドリアヌスは卑弥呼より200年も昔の人物。
卑弥呼のことはほとんど不明だが、ハドリアヌスはコインで顔も分かるし、なにをやったのかまでもが 詳しく分かっている。
日本史は隠蔽と偽装の上に成り立っているのだけれど、政治的にあちらは秘密主義じゃないので歴史家は 助かる。
ではどんな時代だったのか?
18世紀の歴史家ギボンが「人類がもっとも幸せであった時代」というのはネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニュウス・ピウス、マルクス・アウレリウスの五賢帝の時代を指す。そりゃいくらなんでも言い過きだが、21世紀の歴史作家加治は、中でもハドリアヌスが一番賢人であったという思いだ。
膨張主義をやめ、ゲルマンやパルティアとのくだらん戦争を収束させ、国内問題に取り組む。
官僚制と法を整備し、ローマ帝国を均一化し、国内はぐっと安定した。
表は月桂冠をかぶっているハドリアヌスの肖像で、1700年前のコインであることを考えれば状態は 素晴らしい。
Posted on 2013-03-10スイス 100フラン金貨 1925年 ブレネリ UNC
スイス 100フラン金貨 1925年 ヴレネリ(アルプスと少女) UNC
直径:約35.6mm 重量:約32.25gm 金品位:0.900
発行枚数:5,000枚(うち1,250枚以上は溶解済みと言われています。)
コインの表にHELVETIA(ヘルベティア)と打たれている。
ヘルベティアはスイスの名称。古代ローマ時代のラテン語だが、住んでいたのはケルト系の部族である。
現在スイスの公用語は4つ。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語。それぞれの文字でスイスはSuisse、Schweiz、Svizzera、Svizraとなる。公的な文には4つ別々に列記する必要がでてくるので、そんなこといちいちやってられないから、それじゃレトロな呼び名を共通使用語にしようじゃないかと、スイスをヘルベティア(Helvetia)としたのである。
美しい女性は、スイスを象徴する女神で、17世紀ごろから登場する。17、18世紀にヨーロッパでは、各地で女神が現れるが、その一つでマリア信仰の伝播だと言われているがどうだろう。
普通は十字架の楯と槍を持った女神だが、スイスのコインや切手に採用されている。
ところで蔵出しコイン、通称ヴレネリと呼ばれている。「おお、ヴレネリ、あなたのお家はどこ・・・」という不思議で意味不明な民謡のヴレネリだ。
フランスのマリアンヌ、アメリカのリバティ、スイスのヴレネリがコインの三大女性シンボルでありまして、とても人気が高い。20フランはたくさんある数コインだが、100フランは数が違う。発行わずか5,000枚。
蔵出しコインは、品位が最高、無傷で美し過ぎる。
将来の有望株だ。
Posted on 2013-02-22イタリア ヴィットリオ・エマニュエーレ3世 100リレ・50リレ・20リレ金貨三枚セット 1912年 AU/UNC
イタリア ヴィットリオ・エマニュエーレ3世 100リレ・50リレ・20リレ金貨三枚セット 1912年 AU/UNC
100リレ 直径:約35.2mm 重量:約32.25gm 金品位:0.9000 発行枚数4,946枚
50リレ 直径:約28mm 重量:約16.12gm 金品位:0.9000 発行枚数11,000枚
20リレ 直径:約21mm 重量:約6.45gm 金品位:0.9000 発行枚数59,000枚
毎度おなじみの騎士団オタク、コイン大好き皇帝ヴィットリオ・エマニュエーレ3世の三枚組オソロ・セットである。
エマニュエーレ3世の肖像と、裏面にはイタリアを擬人化した女神イタリアが鋤と麦の束を抱えている構図で、さすがはダヴィンチを産んだ国、バランスが抜群である。
三枚オソロ・セットというのはめったにないがお得ではないだろうか。