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アメリカ 20ドル金貨 1907年 PCGS MS63 ハイリリーフ セント・ゴーデン
アメリカ 20ドル金貨 1907年 PCGS MS63 ハイリリーフ セント・ゴーデン
直径:約34mm 重量:約33.436gm 金品位:0.9000
1907年から1933年の金本位制廃止まで発行された20ドルだ。
第26第、セオドア・ルーズベルト大統領が天才デザイナー、アウグストス・セント・ゴーデンに造らせた傑作中の傑作で、合衆国でもっとも美しいコイン。
表は、むろん自由の女神。ゲイと見紛うがっちりタイプの女神が松明とオリーヴを持ち、左下には国会議事堂の屋根がちらり。
アメリカ大統領には、公表しているだけで15名のフリーメーソンがいるが、セオドア・ルーズベルトもその一人であり、したがってアメリカ・フリーメーソンのシンボル自由の女神がデザインに採用されているのである。
裏はイーグル。
一千万枚以上製造されているので日本やヨーロッパでは、永い間地金型金貨の典型として扱われてきたので、金相場+若干のプレミアム価格で売買されてきた。
しかしアメリカでは、すでに発行年代とグレードでの区分けがはじまっている。
特にこの1907年のハイリリーフはまるで別格だ。とんでもなく高い。ハイリリーフというのは深彫りという意味で、驚異の3Dである。凸凹がはげしいので、銀行で重ねられずに、たった一年で製造中止。よってハイリリーフは1907年限り、たったの11,250枚。その中でも今回は縁にギザギザのないフラットと呼ばれる平縁だ。平縁の方がだんぜん高い。
普通のセント・ゴーデンは年代が数字で打たれているが、こちらはアルファベットの暗号となっている。
調べれば分かるけれど、数百万円から数千万以上する。
この年代とグレード分けは、今後ヨーロッパや日本にも持ち込まれてゆくはずで、今回の蔵出しコインだって、将来どう化けるか見当もつかない。
この一品は将来、あなたの家計を助けるでしょう。
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