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イギリス 5ポンド金貨 1999年 エリザベス2世 PF/FDC  

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イギリス 5ポンド金貨 1999年 エリザベス2世(1926-) PF/FDC

直径:約38.6mm 重量:約39.94gm 金品位:0.917

発行枚数:2,500枚

表はエリザベス2世、裏はグリニッチ標準時のぴったり12時を示している。

そう、大英帝国は世界の時間を仕切っていたのである。いやそればかりではない、大英帝国は毎日、世界の金相場を決めていたのである。

と言うと、えっと驚き、次にWho? How?であろうなあ。

なにせ現代の相場なんてものはあなたパソコンの世界、売りと買いを瞬時に弾き出し、その数字が地球の反対側にも伝わっちゃうわけで、ならば昔はどうやって決めていたのか?

電話も、むろんインターネットもない時代である。

そう、かのロスチャイルド一族が、毎朝紅茶を呑みながら、談合というか、適当というか、世界の金の売買総額なんて絶対集計できないわけだからおそらくいいかげんであろうその気分で決めていたのである。

決まった合図は、スプーンで「チ―ン」と鳴らされるティーカップだ。

それが電信で、世界の主要都市に発信され、わっと悪い人々が・・・失礼、利に敏感な金貸し、金地金屋などが群がっていたのである。

蔵出しコインは、地金型コインだと思われがちだが、発行枚数はわずかに2,500枚だ。もしこれがアメリカコインだったら、量的に言っても1000万円以上の代物だろう。コインは稀少性が一番の価値である。

RSS Feed  Posted on 2013-04-01 | Posted in 最新情報 | Comments Closed

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