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フランス フランカ・シュヴァル(1346-1384) UNC
フランス フランカ・シュヴァル(1346-1384)UNC
直径:約28mm 重量:約3gm
フランスの「フラン」という現通貨単位は、当時の国王ジャン2世(1319-1364)が造った。
フランはフランク王国からとった名前である。
ジャン王2世は自らがフランクの王だと宣言し、そのノリで「フラン」にしたのだ。
フランク王国というは、5-9世紀、西ヨーロッパ全土を揺るぎない領土に持った空前絶後の大国家だ。
それに較べて後のフランスなど、そのフランク王国が細切れになった一つであって、ちっこいくせに、
ジャン2世は大見栄を切ってみせたわけだが、「善良王」と呼ばれるくらい人柄がよく、これでひとまず「フラン」という通貨が誕生したのである。
最初のフランは、「フランカ・シュヴァル」と呼ばれる。
その後フランになり、他にもエキュとかリーブルが登場し、1795年フランス革命後、10進法になって
1フラン=110ドゥシーム=100サンチームとなってゆく。
さて今回の蔵出しコインだが、なんと最初のフラン金貨「フランカ・シュヴァル」である。歴史的価値満点!
なに本当かって?
こんなところでダボラを吹いてどうする。
嘘だと思うなら、ウィキペディアで、「フランカ・シュヴァル」を検索していただきたい。写真が載っている。バリバリに
一致するはずだ。
加治は諸君に、この歴史的遺産を味わっていただきたく封印を解いたのだ。
未使用のほれぼれする状態で、手にしたらほんとうに虜になってしまうので気を付けていただきたい。
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