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古代ギリシャ ゼウガタニア(カルタゴ) テトラ・ドラクマ銀貨 VF
古代ギリシャ ゼウガタニア(カルタゴ) テトラ・ドラクマ銀貨 VF
テトラ・ドラクマ銀貨 (発行期間350-323BC)
直径:約20mm
アフリカ大陸側にあったカルタゴはBC6世紀ころ、地中海をほぼ手中に収めた。民族的にはフェニキア人ではないかといわれているが、フェニキア人自体が謎で、詳しいことは分かっていない。カルタゴがシシリー島を挟んで長い間闘ったのがギリシャだが、ギリシャが衰退すると、今度はローマが立ちはだかる。
第一次ポエニ戦争、ローマがカルタゴに勝利する。
第二次ポエニ戦争で、いよいよカルタゴの智将ハンニバルの登場だ。
兵力4万、象30頭を引き連れ、だれもが予想だにしなかったあっと驚くアルプス越えだ。過酷なアルプス越で兵力の3分の1を失い、残った象も一頭だけだったが、ハンニバルは怒涛のごとく攻め込んで連戦連勝。ハンニバルの戦いぶりに、敵のローマ人すら魅了され、尊敬の的となるが、加治も彼の智力、胆力に敬服する。
蔵出しコインは、ポエニ戦争前のものだ。
妖艶な女神(妖精)アレトゥーサの回りをイルカが泳いでいる。アレトゥーサはギリシャ神話で、オルゲュギア島の泉になった美形の女神だ。
その泉の水を呑めば予言者になれるというのだが、加治もなんだが未来が読めるようになってきた気がするのは、このコインを長い間持っていたせいだろうか?
裏面にカルタゴの象徴、馬がリアルに描かれている。
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